＜5月の学習会　ご報告＞

　5月29日水曜日に「認知症対応のヒント　～認知症の人が見ている世界とは？～」と題して、徳島健康生協　健康づくり事業部の伊賀達郎氏（認知症キャラバンメイト）を講師に迎えて学習会を開催しました。当日は25名の方の参加がありました。

　認知症の基礎知識の学習のあと、イラストを用いて認知症の人が感じていること、思っていることなどをわかりやすく説明してもらいました。後ろから声をかけるのではなく、その方の視界に入って、目線を合わせて、ゆっくりとした口調で声をかける。また「同じことを何度も聞いてくるのはなぜか」、「外出前に何度もトイレに行きたがるのはなぜか」など、「なぜ」を共に考え理解するというような具体的な対応のヒントを学びました。家族内の問題にせず、地域で見守ることの大切さも学びました。

石井クリニックでは、毎月学習会を開催しています。

テーマは病気や健康に関することなど内容は様々です。講師は医師・看護師・栄養士・薬剤師・理学療法士などが行っています。

ご興味のある方はどなたでも、ご参加ください。